家族や友だちと楽しく遊びながら、集中力や記憶力、そして思考力を身につけるのにおすすめなのがカードゲームです。
カードゲームは複数人でプレイできるものが多く、知育の視点に加えてコミュニケーションスキルも高めることができます。
一方、お子さんの年齢に合っていないものだと、簡単すぎて飽きてしまったり、ルールが複雑すぎてつまらないと感じてしまう可能性もあります。
この記事では、幼稚園・保育園に通うお子さんや小学校低学年のお子さんも楽しめる、家族みんなで楽しく遊べるカードゲームを紹介します。
カードゲームを選ぶポイント
お子さんの年齢に合ったものを選ぶ
カードゲームを選ぶ際には、お子さんの年齢や知識・興味に合ったものを選ぶことが大切です。
カードゲームには目安として対象年齢が設定されており、対象年齢が高いものはルールが難解だったり高度な心理戦が要求される場合があります。
対象年齢が高いものを遊ぶ際には、大人と一緒にペアを組んでプレイするなど、ゲームの流れを手助けしながら遊ぶことがおすすめです。
ゲームのプレイ人数と所要時間を押さえる
カードゲームは推奨されるプレイ人数が決まっています。
プレイ人数は1人でも遊べるものから、2人以上が必要なもの、大人数のほうが盛り上がるものなど様々です。
1人で遊ぶのか、兄弟や姉妹で遊ぶのか、家族みんなで遊ぶのか、プレイする人数についてイメージした上で選ぶことが大切です。
また、1プレイあたりの所要時間についても、長いもので1時間以上かかるものもあります。
時間がかかりすぎる集中力を必要とする上、ゲーム後に「もう1回!」と再戦するのも難しくなるので、1プレイが数分から10分程度に収まるものがおすすめです。
ゲームの種類を選ぶ
カードゲームは大きく分けて「戦略型」「記憶型」「心理戦型」「体験型」「協力型」といった種類があります。
- 戦略型:パズルを解いたり、相手のカードを想像したり、じっくり戦略を考えて対戦する
- 記憶型:カードを記憶して相手よりも先にカードを当てる
- 心理戦型:お互いの表情や会話から想像し、相手のカードを当てる
- 体験型:カードに記載されたお題に従って言葉やジェスチャーなどで遊ぶ
- 協力型:みんなで協力してゲームのクリアを目指す
カードゲームに慣れていない小さなお子さんと親子で楽しく遊ぶには、シンプルなルールの「戦略型」、もしくは「記憶型」「協力型」のカードゲームがおすすめです。
おすすめのカードゲーム5選
ナンジャモンジャ
ユーモラスな謎生物『ナンジャモンジャ』たちが描かれたカードをめくり思いついた名前をつけて、同じカードが出たらその名前を誰よりも早く呼ぶゲームです。
おかしな名前をつけたり、名前がなかなか思い出せなかったり、子どもも大人もめちゃくちゃ盛り上がります!
ミドリとシロは絵柄が異なるだけで同じルールです。迷ったらミドリにして、もっと色々な絵柄で遊びたくなったらシロを追加するのがおすすめです。
ドブル・キッズ
手元のカードと別のカードを見比べると共通する動物イラストが必ず1つだけ存在する。そんな不思議なカードを使って、共通する動物イラストを他の人より早く見つけるというゲームです。
小さいお子さんにはイラストが6種類の「ドブル・キッズ」がおすすめですが、小学生以上ならイラストが8種類になった通常版の「ドブル」のほうがより楽しめると思います!
ナインタイル
お題に9個の模様が描かれていて、その模様の並びと同じように正方形の模様タイルを早く並べるというゲームです。
小さいお子さんとプレイするときには、大人は数秒間待ってから並べはじめるなどハンデをつけたりするのもおすすめです!
アルゴ ベーシック
1〜11までに数字が書かれた白と黒のカードを配り、お互いのカードの数字を当てる推理型のゲームです。
数学者ピーター・フランクル氏が開発に関わっており、シンプルなルールなのに奥深い思考を鍛えることができます!
ウボンゴ・ミニ
問題カードとパズルピースが配られ、制限時間内で一番早くパズルを解くというゲームです。
脳トレの要素があるパズルに制限時間が加わることで、子どもから大人まで白熱して楽しむことができます!
カードゲームで楽しむ家族のひととき
紹介したボードゲームはルールがシンプルでプレイ時間も短めであり、ちょっとした空き時間に家族で楽しくプレイできると思います。
しかも、子ども向けでありながらゲーム性は奥が深く、一緒に遊びながら記憶力や判断力、思考力などを伸ばすことができるでしょう。
この記事が、お子さんと一緒にカードゲームを楽しむきっかけになれば幸いです。