マカロンといえばラデュレ (Ladurée) を思い浮かべる方も多いほど、ラデュレは世界中のマカロンの愛好家を魅了し続けています。
実は、私たちが現在食べている、クリームをサンドしたマカロン（マカロン・パリジャン）を世界ではじめて生み出したのがラデュレです。
また、ラデュレはマカロンだけでなく焼き菓子も絶品で、ウジェニーという新作のお菓子も大きな話題になっています。
この記事では、ラデュレの歴史とマカロンの誕生、そしてラデュレの商品の魅力についてご紹介します。
ラデュレの歴史とマカロン・パリジャンの誕生
ラデュレの歴史
1862年に、フランス南西部で製粉業を営んでいたルイ・エルネスト・ラデュレが、パリのロワイヤル通りにブランジェリー（パン屋）を開店しました。これがラデュレの始まりです。
1871年に火災が起きたことがきっかけで、ブランジェリーがパティスリー（洋菓子店）に生まれ変わりました。
その後、創業者ラデュレの妻ジャーヌがパリのカフェとパティスリーというジャンルを組み合わせることを思いつきパリで初めて「サロン・ド・テ」（飲み物とスイーツを一緒に楽しめるカフェ）を誕生させました。
女性たちが自由に利用できる社交の場として「サロン・ド・テ」は人気を博しました。
現在に続くパリのサロン・ド・テ文化のはじまりはラデュレだったといえます。
ラデュレは世界中でいまも愛されており、フランスだけでなく日本やアメリカ、イギリス、イタリアなど国際的に展開されています。
マカロン・パリジャンの誕生
20世紀の中盤、創業者ラデュレの従弟であるピエール・デフォンテーヌがあるアイデアを思いつきました。
それは『2枚のマカロンにガナッシュ（クリーム）やジャムをサンドすること』でした。
このマカロンを「マカロン・パリジャン」（パリ風マカロン）と呼びます。
現在私たちになじみが深いマカロンは、この「マカロン・パリジャン」を指しています。
ラデュレはこのマカロンのレシピを80年以上も守り、パリで生み出した当時の味を伝えています。
ラデュレの魅力的な商品たち
マカロン
ラデュレのマカロンは1つ1つが宝石のように美しく、濃厚かつ繊細なフレーバーが味わえます。
フレーバーの種類はピスタッシュ、フランボワーズ、テ・マリー・アントワネット、ヴァニーユ、ローズ、キャラメル、シトロン、ショコラの8種類。その他に季節限定のフレーバーも販売しています。
ウジェニー
ウジェニーは、美しいパステルカラーのチョコレート、とろけるようなフィリング、サクサクしたグルテンフリーのサブレが織りなす、2023年9月に発売したラデュレの新作菓子です。
ナポレオン３世の妻で、美しく気品があり芸術の奨励者でもあったウジェニー皇后に敬意を表して名付けられました。
焼き菓子
パリの老舗パティスリーとして、ラデュレは焼き菓子も優雅で繊細な味わいでとても美味しいです。
定番のボックスも宝石箱のようなカラーリングや愛らしいイラストで、ギフトとしてもとても人気があります。
宝石のようなラデュレのお菓子たちで贅沢な時間を
ラデュレのお菓子はその格別な美味しさはもちろん、見た目もパッケージも宝石のような美しさがあり贅沢な時間を過ごすことができます。
大切な人へのプレゼントや自分へのご褒美として、ラデュレのお菓子をぜひ選んでいただければと思います。
