中学生の学校生活に欠かせない通学バッグは、軽くて丈夫、たくさん入ってお子さまの身体への負担も少ないリュックが断然おすすめです。
しかし「どんなリュックを選べばいいの?」、「通学リュックはどれも同じに見えて決め手が分からない!」と悩まれている方も多いのではないでしょうか。
この記事ではリュックが中学生の通学に最適な理由とその選び方、男女別のおすすめブランド5選をご紹介します。
中学生の通学にリュックが最適な理由は?
教科書やノートに加え、参考書や辞書、体操着やシューズ、部活のユニフォームなど、学校生活に必要なものを多く持ち歩く中学生。
通学には容量が大きく、荷物をすっきりまとめることができるリュックが最適です。
雨の日に傘を差したり、サブバッグなどの荷物を持ったりする必要がある場合にも両手の開くリュックなら安心です。
電車通学の場合はつり革や手すりが持ちやすくなりますし、自転車通学なら背負ったまま運転することもできます。
また、身体の片側に負担が集中しやすいショルダーバックなどに比べ、リュックは両肩にバランスよく負荷がかかります。
成長期にある中学生のお子さまの身体への負担を軽減してくれるのもうれしいポイントですね。
中学校から通学バッグについての指定がないか事前にチェックしておきましょう。
校則で形や色などが決められている場合もあるので注意です。
中学生の通学リュックの選び方!5つのポイント
【1】容量・サイズ
通学用のリュックに最適な容量は、20~30L前後が一般的です。
中学生の通学リュックには30L前後のものを選びましょう。上限は35L程度になります。
30L前後のリュックなら、たくさんの教科書やノートに加え、参考書や辞書、体操着やシューズ、部活のユニフォームなどかさばるものもたっぷり収納することができます。何かと荷物の多い中学生にぴったりと言えるでしょう。
同じ容量でもリュック自体のサイズ(寸法)は商品ごとに異なります。
中学校生活に必要なA4サイズの教科書やノートが無理なく入るかしっかり確認しましょう。
厚みのある辞書、かさばる衣服などを入れることも想定して、マチは15cm以上あると安心です。
また、同じ30Lでも少しスマートに見えるもの、後ろから身体を覆い隠してしまうほど大きく見えるものなど、見た目のボリューム感もまちまちです。
可能であれば、お子さまに実際に背負ってもらって選ばれることをおすすめします。
成長期にあるお子さまの身体にあったサイズのものを選びましょう。
【2】軽さ・耐久性・背負いやすさ
学校生活に必要なものをたくさん入れて持ち歩く通学リュックは、軽くて耐久性に優れた背負いやすいものを選ぶのがポイント。
「成長期のお子さまの身体に負担をかけずに重い荷物を支えられること」を一番に考えましょう。
荷物自体が重くなることを考えると、通学リュックの重量は500g~1kg程度がおすすめです。
たくさんの荷物を入れても耐えられる厚みや素材のものを選びましょう。
リュックの素材はポリエステルやナイロンなど軽い性質のものが多いですが、厚みがある丈夫なものなら耐久性も高まります。
さらに、リュックの重量を肩で支えるショルダーベルトはクッション性があり肩に食い込みにくい幅広のものを、背負った時に荷物が背中にあたらないよう背あての部分にもクッション性があるものをおすすめまします。
ショルダーベルトと背あて部分、ともに熱がこもりにくいメッシュ素材なら暑い季節でも快適に過ごせますよ。
【3】ポケット、PC用スペースなどの機能性
教科書やノート以外にも持ち歩くアイテムの多い中学生。
中学校によってはタブレットなどの精密な電子機器を持ち歩くこともありますよね。
必要なものが安全に入れられるか、取り出しやすいか、どこに入っているかすぐに分かるか、などの点もチェックしましょう。
タブレットを持ち運ぶ機会があるなら、ノートパソコン用のポケットがあるものがおすすめです。
クッション性のある素材でできた専用のスペースがあれば、精密機械であるタブレットを衝撃から守ることができます。
教科書やノート以外のアイテムを収納するには、ポケットやメインのスペース以外の仕切りがあると便利です。
生徒手帳やマスクなどの細かいものやプリント類なども、仕分けしてすっきり整理することができます。
ポケットなら取り出しやすい位置にあるか、ファスナーはスムーズに開けられるかもチェックしましょう。
一方で、ポケットや仕切りの数が多過ぎるとどこに何を入れたのか分かりにくくなる可能性もあるので注意です。
水筒や折りたたみ傘などを立てて収納できるスペースがサイドについたものは、取り出しやすさと合わせて、いろいろな動きをしたときに落下したり飛び出したりしてこないかもチェックしておくと安心です。
また、意外と見落としがちなのがメインのスペースに入れたものの取り出しやすさです。
必要なものをさっと取り出すことができるワイドな開け口のものを選びましょう。
ボックス型に近い形のものであれば中身も見渡しやすく教科書やノートの端っこがファスナーに挟まってしまうというようなことも起こりにくくなります。
【4】防水性・撥水性
雨の日の登校では、傘を差していてもリュックがはみ出て濡れてしまうことも。
通学リュックは防水性・撥水性に優れたものを選びましょう。
防水・撥水機能があればタブレットなど水に濡らしたくないものを持ち運ぶときにも安心です。
ファスナーのジップや縫い目から水が染み出すこともあるので、生地だけではなくファスナーなどの細かい部分まで防水加工されているかもチェックしましょう。
防水・撥水機能は水を弾くだけではなく、汚れを防ぐ効果も期待できます。
汚れや雨によるシミなどが目立ちにくいため、リュック本体のカラーは黒やネイビーなどの濃色がおすすめ。 ただし、リュックの中まで濃く暗い色だと中身が見えにくい場合があるので注意しましょう。
【5】ブランド
通学リュックはブランドにも注目しましょう。
ファッション性のあるデザインであるかはもちろん、通学リュックに定評のあるブランドはこれまでにあげたポイントもクリアしていることが多いです。その上で、ブランドにはそれぞれプラスαの特徴があります。
アウトドア系ブランドであれば耐久性に特に優れているため、3年間もしくはそれ以上長く良い状態で使いたい!という方におすすめです。
スポーツ系ブランドのものは軽さと丈夫さ、スタイリッシュなデザインが人気です。
カジュアルなデザインで制服はもちろん体操着・ジャージ、私服の時にもなじむでしょう。
ロゴがパステルカラーになるとかわいさが増すので、スポーティーなものが好きな女子に人気があります。
女子中高生向けのスクールアイテムブランドからも、ティーンの求めるかわいいデザインと学生が使いやすい機能性を両立したものが発売されています。
通学リュックに求めるポイントをおさえて、よりお子さまにぴったりの商品を選び出しましょう。
中学生の通学リュックおすすめブランド5選【男子編】
中学生の男子に特におすすめしたい通学リュックのブランドを5つご紹介します。
好みであれば、女子が使っても問題ありませんよ!
- NIKE(ナイキ)
- adidas(アディダス)
- PUMA(プーマ)
- NEW BALANCE(ニューバランス)
- THE NORTH FACE(ノースフェイス)
中学生の通学リュックおすすめブランド5選【女子編】
中学生の女子に特におすすめしたい通学リュックのブランドを5つご紹介します。
女子中高生向けのスクールアイテムブランドを中心にピックアップしています。
- MILKFED(ミルクフェド)
- EASTBOY(イーストボーイ)
- OLIVE des OLIVE School(オリーブデオリーブスクール)
- FILA(フィラ)
- KANGOAL(カンゴール)
お子さまにぴったりの通学リュックで快適な中学校生活を送ろう
いかがでしたか?
軽くて丈夫、たくさん入ってすっきりものを整理できるリュックは中学生の通学バッグに最適です。
成長期にある中学生の身体に負担をかけず快適な中学校生活を送るために、機能性やデザイン、ブランドにもこだわりたいですね。
お子さまのぜひこの記事を参考に、お子さまにぴったりの通学リュックを選んでみてください!